投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 12 日 18:58:11:
10/12 08:09 国連管理の新政権を 北部同盟大使が会見 外信30
【ニューヨーク11日共同】アフガニスタンの反タリバン勢力「
北部同盟」のラバン・ファハーディ国連大使は十一日、ニューヨー
ク市内で記者会見し、タリバン政権崩壊後の政治的枠組みについて
、国連管理の新政権を発足させ、パキスタンとの関係回復に乗り出
すべきだとの考えを明らかにした。
大使は米軍などによる攻撃について「アフガンがラマダン(断食
月)入りする十一月中旬までに終了しなければ、気候の低下もあっ
て重大な困難に直面する」と指摘した。
政治的枠組みについては「国連管理を受け入れることになるだろ
う」と表明。アナン国連事務総長から任命されたばかりのブラヒミ
・アフガン担当事務総長特別代表と来週中に会談、新政権構想など
を検討することを明らかにした。
一方で、国連が関与する形態については「アフガンに兵士は必要
ない」として、国連平和維持軍主体ではなく、文民、民生分野中心
の支援、協力が望ましいとの見解を表明した。
また近隣諸国との関係では「パキスタンとの友好関係が不可欠だ
」と述べ、特にアフガンを経由するトルクメニスタンからパキスタ
ンへの天然ガスのパイプライン敷設に積極的な姿勢を示した。
(了) 011012 0808
[2001-10-12-08:09]