投稿者 金タク 日時 2001 年 10 月 11 日 22:03:29:
“不沈空母”ディエゴガルシア島の全貌
インド洋に浮かぶ孤島・ディエゴガルシア島が、米英軍のアフガニスタン空爆でクローズアップされている。すでにB52爆撃機、B1爆撃機が同島から発進し、アフガンを空爆、中東をにらむ米軍の戦略的要衝として、「今後の作戦に極めて重要な基地」(軍事評論家)になっているのだ。日本のネットユーザーには、アダルト画像をめぐる国際電話料金請求トラブルの接続先としても知られる“不沈空母”の全貌は−。
「軍用滑走路があり、武器・弾薬などの貯蔵が可能で、大型貨物船などの事前物資集積船が10隻ぐらい洋上に配備され、戦時に備えている米国最大の拠点」
長さ25キロ、幅5キロ、周囲64キロの細長いU字型の環礁からなるディエゴガルシア島について、軍事評論家の神浦元彰氏は、こう話す。
もともとは英領チャゴス諸島の一部で、1965年、英国が当時植民地だったモーリシャスから自国領に編入。50年間米国に貸与したことで、全島基地化の歴史を歩む。
全住民は73年にモーリシャスに強制退去。冷戦期を通じ米軍の戦略的要衝となり、紅海やベトナムに駐留する米軍の補給基地として使用された。高速、大量、多種目の貨物輸送機能を最も有する軍港で、「湾岸戦争時はB52でイラク軍に大量爆撃をしては、島に帰還。空母艦載機と違うのは、B52の編隊が10機飛んで行き、20トンから30トンの爆弾を投下し、引き返すことが常時できる基地ということ」(神浦氏)。
地球上に5カ所あるとされるGPS(地球測位システム)の管制局の1つがあるとされ、米国防省によると、「アラビア湾、中東、南アジアおよび東アフリカでの防衛と安全保障に関する責務を遂行する際の重要な位置を占める遠征航空部隊の前線基地」。核兵器搭載能力を有した航空機や船舶が配備され、一部では「核兵器もある」とされる。
テロ後、沖縄の在日米軍基地に世界最大級の軍用輸送機C5ギャラクシーをはじめ、C17、C130輸送機などが発着を繰り返し、ディエゴガルシア島にある米軍補給基地に軍需物資を運び込むなど着々と作戦が進められている。
在日米軍の役割にも影響を持つ同島だが、日本では国際電話を使った情報提供サービスの接続先として、ヘンな意味でネットユーザーに知られてもいる。
アダルト画像などを見ると、自動的に国外のアクセスポイントに接続するよう、パソコンの設定を書き換えてしまうソフトがダウンロードされ、国際電話料金がかかってしまうトラブルが多発しているが、その国際電話をかけた先に「ディエゴ−」があるのだ。
「日本から海外にかけた場合、通話料金の一部は着信国の電話会社に回線使用料として支払われる。その使用料の一部が情報提供業者にバックされる仕組み。日本の電話会社のように大企業をイメージすると理解しにくいが、海外にはたった1人でやっているような電話会社もけっこうある。そういう会社は通常の通話料では稼げないので、悪質な情報提供業者と結託している」(ネットに詳しいジャーナリスト)。
軍関係者が悪質業者と結び付きがあるのかは不明だが、今後、米軍は同島を舞台に、どのような作戦を展開するのか。
前出の神浦氏は、「空爆はいったん休止し、その間ウズベキスタン、タジキスタンに特殊部隊、地上部隊を約5万人を集める。食料や弾薬など軍事物資も整え、兵士が慣れることも必要なので、これが2カ月かかる。その後、ディエゴガルシアから、C5ギャラクシーなどの大型輸送機を飛ばし、最終的に15万〜20万人の兵力を集め、本格的な戦闘開始は春ごろ」と話している。
★ディエゴガルシア島には、米軍関係者しか住んでいない。
それとも米国CIAか?資金稼ぎは、麻薬だけにしとけよ(笑)