投稿者 タレパンだ 日時 2001 年 10 月 11 日 20:57:17:
米中央情報局(CIA)は、アフガニスタン内部でタリバンを分裂させ、反タリバン勢力の北部同盟に兵器を支援するなどの秘密工作を繰り広げていると、ワシントンボスト紙が前・現職の官僚たちの言葉を引用して、10日に報道した。
この新聞は、「アメリカの対アフガン戦争の勝利は、究極的にアメリカとパキスタン情報員たちがタリバンの根拠地であるアフガン南部と東部地域で行っている秘密工作の成否にかかっている」とし、このように伝えた。
新聞によると、米CIA要員たちは、タリバンを支持するパシュトゥン族の集団居住地である南部と東部地域でお金をあげたり、脅かしたりしてタリバン支持者たちの転向を助長し、空爆と財政支援、心理戦などを使って反タリバン勢力を助けている。
米国はまた、ウズベキスタンに隠匿されていた旧ソ連の銃器、爆撃砲など、兵器と食料、医薬品を購入し、先週、アブドゥル・ラシッド・ドストム将軍が率いた北部同盟軍に供給し始めたと、ワシントンにいるドストム将軍の代理人、フィリップ・スミスが話した。
あるCIAの元官吏は、「タリバンを追い出すための実質的な戦略は、米国との戦争を望まないパシュトゥン部族の指導者たちを(タリバンの最高指導者)オマル師から突き放すこと」だとし、「パシュトゥン族の帰化者を作り出すことは、CIAにとって難しいことではない」と語った。
しかし、ほとんどの秘密工作は影に隠れており、秘密工作の成功はタリバン創設に関与したパキスタンとの密接な協調にかかっているとワシントンポストが報道した。この新聞は、パキスタンのムシャラフ大統領が、今月の7日に情報機関(ISI)の責任者であるマムード・アフメッド将軍など親タレバン情報軍の官吏たちを追い出すことで米国との協調を促進させたと伝えた。
北部同盟軍は現在、旧ソ連の戦車部隊があったマザリ・シャリフ地域を攻略しており、タリバンはその防御のために国境地帯にあった兵力を移動させていると伝えられた。北部同盟軍がこの地域を占領した場合、他の反軍司令官であるイスマイル・カーン(Ismail Khan)がアフガンの西部都市ヘラトを掌握する道を作ってくれるだろうと、米政府高官が話した。
キム・ヨングク記者
★というより、CIAの秘密工作員は、ビン・ラディンだろ?(笑)