投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 19:05:29:
10/11 08:07 米英が活発な宣伝戦 新ラジオ局設立計画も 外信22
【ワシントン10日共同】米英軍はアフガニスタンで空爆作戦を
進めると同時にタリバン政権の兵士、住民に投降を促すビラを空中
から投下、パシュトゥー語など現地語のラジオ放送を流し、活発な
「宣伝戦」も展開している。
バウチャー米国務省報道官は十日、議会から設立構想が持ち上が
っているアフガン市民向け放送「ラジオ自由アフガニスタン」につ
いて「関心を持っている」と述べ、米政府として前向きに検討して
いることを明らかにした。
米英両政府は現在、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)やBBC
のパシュトゥー語、ダリ語放送を続け、タリバン政権の置かれた状
況を住民に理解させ、投降を促している。
最近になってタリバン政権側の投降者が続出しているという情報
があるほか、同政権自身も「プロパガンダをやめるなら(拘束中の
)外国人非政府組織(NGO)活動家を解放する」と悲鳴を上げ始
めており、敵の戦意をなえさせる作戦はある程度効果を上げている
ようだ。
米軍当局などによると、ペンシルベニア州の空軍特殊作戦部隊や
ノースカロライナ州の心理戦専門部隊などが「あなたがたは間違っ
た選択をしている。正しい方につかなければ、災難に遭うことにな
る」と現地の言語で書かれたビラをタリバン政権支配地の上空から
大量に投下しているという。
(了) 011011 0806
[2001-10-11-08:07]