投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 11 日 19:04:27:
10/11 08:05 米軍投下の食料燃やす 慈悲無用とアフガン住民 外信10
【ペシャワル(パキスタン北部)10日共同】ペシャワルの消息
筋がアフガニスタン国内から直接得た情報として十日明らかにした
ところによると、同国の首都カブールに隣接するワルダック、ガズ
ニ両州の住民が九日、米軍が投下した食料を燃やし、米国が空爆と
並行して実施している人道支援に抗議した。
同筋によると、両州ではそれぞれ数百人の住民が、米軍が投下し
た食料パックを屋外に積み上げて火を付け「慈悲は無用」「米国と
最後まで戦う」などと気勢を上げた。
タリバン政権のザイーフ駐パキスタン大使も十日、食料投下はア
フガニスタン国民への「侮辱」だと述べ、米国への怒りを露わにし
た。
ブッシュ米大統領は、干ばつなどで深刻な食料不足に直面してい
るアフガン市民は「友人」だとして、カブールなどへの空爆の一方
で輸送機による食料投下を続け、これまで十万食以上を空中投下し
た。
(了) 011011 0804
[2001-10-11-08:05]