投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:25:20:
10/10 12:21 米軍上陸は拒否姿勢 民主議員が帰国報告会 政治12
共同
パキスタンを訪問した民主党の首藤信彦衆院議員は十日午前、党
本部で帰国報告会を行い、パキスタン政府高官、現地の国連難民高
等弁務官事務所(UNHCR)の代表者らとの会談内容などを鳩山
由紀夫代表らに伝えた。
首藤氏がイスラマバードの外務省で八日、会談したカムラン・ニ
アズ外務次官補は「パキスタンは米軍の上陸を許さない。米国側も
十分承知して上陸して来ないだろう」と述べ、米軍などがパキスタ
ン国内の基地などを利用することに反対する姿勢を示したという。
また「米軍がアフガニスタンに入り、基地をつくることもパキス
タン、中国は問題にする」と指摘。将来のアフガニスタンの政権構
想については「ウサマ・ビンラディン氏、オマル師を排除した上、
(タリバン政権の多数派)パシュトゥン民族中心の政府とすべきだ
。北部同盟を構成する民族では国内を治められない」と述べたとい
う。
一方、UNHCRによると、パキスタン国内の国連機関が現地民
に襲撃され、職員が自宅軟禁状態となるなど治安が悪化。アフガニ
スタンへの米地上軍による攻撃が始まればペシャワル周辺だけで百
万人の難民流出が予想されるという。
首藤氏はバンコク経由で七日からパキスタンのカラチ、イスラマ
バードを訪問し、十日午前に帰国した。
(了) 011010 1220
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