投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 20:19:20:
10/10 17:10 東南アの組織も標的 テロ壊滅目指す米政府 外信91
【ニューヨーク10日共同】十日付のニューヨーク・タイムズ紙
によると、米政府はウサマ・ビンラディン氏のテロ組織「アルカイ
ダ」壊滅のため、フィリピン、インドネシア、マレーシアなど東南
アジア諸国も「公然、非公然の将来の(軍事)行動の標的」とみな
している。
複数の米政府当局者の発言を引用した記事によると、アルカイダ
は東南アジアに活動を拡大してきており、特にフィリピンは活動拠
点となっている。
このため米国の元駐フィリピン大使でもあるネグロポンテ国連大
使が八日、「今後ほかの国家に対しての行動が必要になるかもしれ
ない」と指摘したのは、イラクなど中東以外のアジアにあるテロ組
織壊滅をも目指していることが背景にあるという。
同紙によると、米政府が「標的」としているのは欧米人らの誘拐
を繰り返すフィリピンのイスラム原理主義過激派アブ・サヤフや、
世界最大のイスラム教徒を抱えるインドネシアのイスラム強硬派「
聖戦軍団」「イスラム防衛戦線」など。
マレーシアでは米中枢同時テロ実行犯の一人がアルカイダ関係者
と接触しており、治安当局がその場面をビデオ撮影している。
(了) 011010 1710
[2001-10-10-17:10]