投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 10 日 19:52:59:
10/09 22:41 ロ、ミサイル誤射と断定 ウクライナに確認迫る 外信173
【モスクワ9日共同】インタファクス通信によると、シベリア航
空機の墜落でロシア政府筋は九日、ウクライナ軍のミサイル誤射が
原因であることを示す「直接の証拠」があると述べ、事実上誤射と
断定し、誤射を認めるようウクライナ政府に呼び掛けた。
調査委筋は墜落現場から同軍の地対空S200ミサイル(西側呼
称はSA5)の残がいらしい物体が回収されたと述べており、これ
が「直接の証拠」のようだ。近くロシア政府調査委員会が誤射が原
因と正式に発表するとみられる。
ウクライナ側は誤射説を否定しており、ロシアやイスラエルとの
間で外交問題に発展する可能性もある。ウクライナ軍のずさんな体
質も問われそうだ。
黒海の墜落現場で回収した機体の残がいを分析した結果、無数に
あいていた穴が、S200が命中した場合にできる被弾痕とほぼ一
致するという。
S200は命中直前に弾頭が散弾のように爆発し、標的を爆破す
るのが特徴。政府筋は誤射確認についてウクライナ側が「困難だが
唯一の正しい決定を行うよう望む」と述べた。
墜落では乗客乗員計七十八人が死亡、乗客の大部分はロシア系イ
スラエル人だった。
(了) 011009 2240
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