投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 10 日 17:49:15:
中国とロシアは、アフガニスタンでタリバン政権崩壊した場合の政権について、広範な基盤を持つ連立政権を樹立すべきとの考えで一致した。
中国の人民日報が報じた。
それによると、中国の唐家セン外相は9日、ロシアのイワノフ外相と電話会談を行い、アフガニスタン情勢やテロ、イスラム勢力に対する中国の立場を説明した。
それに対してイワノフ外相は、アフガニスタンに”広範な基盤を持つ連立政権”が樹立されることを国際社会は支持するべきだ、と語ったという。
一方、唐外相は、連立政権が近隣諸国と友好協力関係を構築できれば、アフガン国民と域内の平和安定にとって利益になり、「中国とロシアはテロ対策に関して、姿勢と利害関係が一致している」と述べたという。
専門家らは、中国とロシアが国内のイスラム勢力との対立に関して、西側諸国の支持を求めているのではないかと見ている。両国政府はこうした勢力をテロリストとしているが、西側はこれを人権侵害として批判してきた。