投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 08 日 22:09:36:
回答先: 邦人にパキスタンからの早期退避を勧告 日本外務省 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 08 日 21:39:51:
10/08 16:45 パキスタンからほぼ退避 日本企業の駐在員ら 経済07
共同
米中枢同時テロへの報復攻撃がアフガニスタンで始まったが、隣
国のパキスタンに進出している日本企業の関係者は、ほとんどが国
外へ退避していることが八日分かった。イランや中央アジアには商
社マンらがまだ残り、事態の推移を不安げに見守っている。
これまで明らかになっているパキスタン進出企業二十三社のうち
、南部のカラチに四輪と二輪の自動車工場を持つスズキでは、駐在
員九人は出国したが操業は当面続ける。同じくカラチのトヨタ自動
車も二人の駐在員は引き揚げたが、操業は続ける。北部のラホール
近郊にあるホンダは、駐在員十二人が退去済み。
大成建設はアフガニスタン国境近くのトンネル工事現場にいた駐
在員六人を、イスラマバード市内に避難させた。今後日本大使館か
ら退避命令が出れば日本へ戻す予定だ。
カラチに合弁の化学会社がある旭硝子は、駐在員数人を既に全員
帰国させた。同じくカラチに一人置いていた日本板硝子も本人を日
本へ戻した。
商社各社も同時テロ後に駐在員を引き揚げたが、中央アジアのウ
ズベキスタンには伊藤忠商事、三井物産などの社員や家族が数人ず
つ残っているほか、イランなど中近東には各社の社員が相当数いる
。伊藤忠は「今後の状況を見て、中央アジア、中近東の社員もいつ
でも避難できるよう準備中」としている。
(了) 011008 1645
[2001-10-08-16:45]