投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 21:13:41:
アフガニスタンへの攻撃を命じた前後のブッシュ米大統領は、かなりあわただしく、緊張した様子であったことが、米メディアやホワイトハウス関係者の証言などから明らかになった。同盟国首脳らへ攻撃開始を連絡しながら、国民向けのテレビ演説の準備に追われ、ややいらだった姿もうかがえる。
AP通信によると、7日に行ったテレビ演説の原稿は36時間以上かけ、何度も推敲(すいこう)して書き上げられたという。演説開始前、早く一人になろうとした大統領がいらつき、「みんなを部屋から追い出せ」と側近を怒鳴りつける場面も。攻撃命令を出す直前には「私は公正な警告をした。無視したのは彼らの方だ」などと漏らしたという。
大統領は、週末をローラ夫人とメリーランド州のキャンプデービッド山荘で過ごした。7日朝は日曜日恒例である教会のミサに行かず、山荘近くで行われた殉職消防士の追悼式典に夫人と参加した。
ヘリコプターであわただしくワシントンへ戻ったのは、攻撃開始の約2時間前だった。
一方、ホワイトハウスによると、大統領が各国首脳らに対して説明を始めたのは6日夜から。ブレア英首相や共和、民主両党の上下院幹部らと攻撃について相談。7日には、チェイニー副大統領と手分けし、ロシアやイスラエル、パキスタンなど10カ国の首脳らにも電話で説明したという。(20:56)