投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 27 日 13:03:21:
英国の軍事専門家らは、同時多発テロ攻撃を受けた米国の対アフガニスタン攻撃について、英国が軍事・政治的に重要な役割を担う可能性がある、との見方を示している。
専門家らはその理由として、英国が持つ偵察・特殊作戦遂行能力のほか、アフガン周辺地域での諜報活動で蓄積した情報、米国に対する国民の支持の強さを挙げている。
英国軍は現在、兵員2万人がペルシャ湾で演習を実施しており、同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏が潜伏しているとみられるアフガニスタンへの攻撃に参加する可能性がある。
英王立軍事研究所(RUSI)のニール・パトリック氏は、特に評価の高い英陸軍特殊空てい部隊(SAS)が対アフガン攻撃で重要な役割を果たすとの見方を示している。
英各紙は、SASが既にアフガン入りし、米国と協力してビンラディン氏の行方を追っていると報じている。
一方、英空軍のガーデン中将によると、英国は歴史的にペルシャ湾岸地域での諜報活動を重視してきたほか、諜報機関にアラブ専門家も多い。このため、諜報部門でも重要な戦力となる可能性がある。