投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 27 日 12:45:38:
米同時多発テロ事件の発生を受け、各国の警察は国際テロ・ネットワークに対する取り締まりを強化している。欧州では26日、スペイン警察がウサマ・ビンラディン氏につながると見られるイスラム過激派グループ6人を逮捕したほか、英米でも逮捕者が続出している。
スペインで逮捕されたのは、アルジェリアの過激派「武装イスラム集団」(GIA)から分派した「サラフィスト・グループ」(GSPC)のメンバー6人。GIAとGSPCは、米政府が資産を凍結した団体に入っている。6人は、光学機器、通信機、コンピューターをアルジェリアのグループに送っていたほか、偽名のクレジットカードを使っていた疑い。スペイン当局はこのグループについて、「ビンラディン氏の支援を受ける欧州のテロ・ネットワークの1つ」としている。
また、英国のレスターでは3人が逮捕された。フランス当局によると、このうち1人は北アフリカ系のフランス人。ビンラディン氏とつながりがあると見られるイスラム過激派グループ7人が先週パリで逮捕された際、ただ1人逃亡した人物と見られる。パリでは25日、このグループに関連して、さらに4人の容疑者が逮捕された。
英国警察はさらに、東部のサフォーク州にある軍事基地の飛行場付近で、トラックの中に隠れていた外国人7人を、不法入国とテロ防止法違反の疑いで逮捕した。容疑者の1人はドイツ人、残る6人はイラク人だった。