投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 26 日 10:31:13:
【ワシントン25日共同】
パウエル米国務長官は25日、アフガニスタンのタリバン政権が米中枢同時テロの最重要容疑者とされるウサマ・ビンラーディン氏を引き渡し、テロ組織アルカーイダのネットワークを摘発すれば、米国は政権打倒は図らず、タリバンは西側諸国からの支援も期待できるとの考えを示した。AP通信とのインタビューで明らかにした。
米政府の目標は、ビンラーディン氏の引き渡しとアルカーイダの壊滅であり、タリバン政権の打倒でないことを明確にしたものだ。
長官は、もしタリバンが要求をのめば「西側諸国や米国との関係が改善され、かなり大きな利益があるだろう」と強調。しかし「彼らが理性に目覚めなければ米国はより多くの行動で対抗する」と警告した。
長官はまた、シリアやイランなど米国が「テロ支援国家」に指定する国々が、今回のテロ事件で米国に協力姿勢を示していると指摘。唯一の例外はイラクだと述べた。