投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 02:27:36:
回答先: カブール各地で火の手、市内全域で停電〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 02:26:13:
【イスラマバード8日=大内佐紀】
当地の外交筋は8日、米軍が軍事行動に踏み切った理由について、ウサマ・ビンラーディンの居場所を特定する確度の高い情報を米国がつかんだため実行に移したとの見方を示した。
パキスタン軍当局者によると、米軍は、数日前にパキスタン国内の数か所の空軍基地に航空機や物資の搬入を完了、いつでも空爆を開始できる準備を整えていた。この状況下、8日に空爆が開始された理由として、西側外交筋は、「米国が今月7日に、ビンラーディンの居場所に関する確度の高い情報を得たためだ」と分析する。この情報を分析した結果、空爆を引き伸ばすとビンラーディンを取り逃がす危険があると米ホワイトハウスが判断、「勝負に出た」とされる。
パキスタン消息筋は、ビンラーディンは、アフガニスタン北東部の山岳地帯・パミール高原か、中国との国境に近いワハーン回廊に潜伏していると語る。同筋は、「隠密裏に周辺に迫っていたとされる米英の特殊部隊から、本国に、『早く攻撃をかけないと取り逃がす恐れがある』との連絡が入った可能性がある」と指摘する。
タリバン側が、米国にビンラーディンの居場所を察知されたことを、逆に察知していた気配もある。タリバンのザイーフ駐パキスタン大使は7日、「米国が公式に要求すれば、ビンラーディンを拘束する用意がある」と記者団に語った。タリバン側が、「拘束」という言葉を使ったのは、これが初めて。ここ数日、タリバン側は様々な「提案」を繰り出したが、この日の同大使の発言は、最後になって、自らが拘束することで事態を回避しようとしたことを明らかにしたものとも受け取れる。
(10月8日02:15)