投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 07 日 12:48:15:
【モスクワ6日共同】
ロシアのイワノフ国防相は六日、黒海でのシベリア航空機の墜落について「ウクライナ軍の演習との関連も含めて、すべての説を調べている」と述べ、墜落原因としてミサイル誤射説が有力であることをロシア高官として初めて示唆した。
国防相は墜落機の爆発直前に発射された一発の地対空ミサイルに関するデータの提供をウクライナ側に要求したと述べ、同ミサイルが誤って命中した疑いをロシア側が持っていることを認めた。
また、プーチン大統領はウクライナ軍が提供した発射記録などが「完全なものでない」と不満を表明。当初ウクライナ側の情報を基に誤射説に否定的だった大統領が同国側に不信感を持っていることを示した。
ロシア側が疑惑の目を向けているのはモスクワ時間四日午後一時四十一分に発射されたS200ミサイル。同航空機が黒海上空で爆発したのは直後の同午後一時四十四分。
ウクライナ国防相は墜落現場と演習現場が二百五十キロも離れており、誤射はあり得ないと全面否定している。
しかしルシャイロ・ロシア政府調査委員長は六日、機体の残がいの中から「機体と関係ない」破片が発見されたと発表。この破片が命中したミサイルの破片の可能性もあるとして、特定を急いでいることを明らかにした。