投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 27 日 09:55:32:
軍事・政治アナリストらは、兵力の展開状況や同盟各国の対応、さらには天候予測などの状況から判断して、今後2週間のうちに、米国がアフガニスタンに軍事攻撃を開始する可能性がある、と指摘した。
11日の対米同時多発テロ以降、過激勢力封鎖に向けて米国は世界的な協力関係の構築を目指し、疑惑がもたれる人物らへの資金流入を防ぐべく尽力している。
攻撃目標とされるのは、ウサマ・ビンラディン氏と同氏が率いる組織、アルカイーダ、さらに同氏を受け入れ、米国への引き渡しを拒否しているアフガニスタンを実効支配するタリバンと考えられている。
アナリストは、第1弾の攻撃が2週間程度のうちに実施される可能性が高いとし、この時間的な配慮は、世界の協調関係の弱体化を防ぐ目的があることに加え、10月にはアフガニスタンでは、降雪の可能性があるため、と指摘している。
戦略国際研究センターの上級安全保障担当アドバイザーのビル・テイラー氏は、「テロに対する戦いで協調関係をどれほど維持できるか、行動を起こすまでに、この戦いにおける米国民のコンセンサスをどれだけ保てるか、との疑問がある」とし、米国民の怒りが極限に近づいている、と指摘した。
最初の攻撃は、山岳部に潜む勢力掃討のため送り込む特別部隊を援護するための空爆が含まれるとみられている。