投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:54:30:
10/06 15:54 本音では米の報復を支持 イランが西側外交官に 外信66
【ワシントン6日共同】イラン・ハタミ政権高官は最近、西側外
交官を招き、同国政府が米中枢同時テロの背後にはウサマ・ビンラ
ディン氏がいると断定したことを伝えた上で、米国の報復攻撃には
反対しないとの意思表示を行っていたことが分かった。六日付米紙
ワシントン・ポストがテヘランの西側外交筋の話として報じた。
イランは表向きにはビンラディン氏の関与を示す証拠の開示を要
求、対米協力拒否の姿勢だが、改革派のハタミ大統領周辺は米国と
の関係改善を望んでいることがうかがえる。
イスラム教シーア派のイランにとって、米英両軍がスンニ派原理
主義組織のアフガニスタン・タリバン政権をたたくことは、自国に
とって好都合との側面もあるようだ。
同紙によると、イラン高官は「ウサマ・ビンラディンに罪がある
のは間違いない。われわれは犯罪者を処罰する権利を受け入れる」
「あなたがたが失敗すれば(ビンラディン氏のグループは)英雄に
なる。それは一層の事態悪化を招く。イラクで行ったような中途半
端なことはするべきではない」などと述べたという。
(了) 011006 1553
[2001-10-06-15:54]