投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:46:12:
10/06 09:38 飛行機の安全強化技術開発 米連邦航空局 外信35
【ワシントン5日共同】米中枢同時テロを受け、米連邦航空局(
FAA)は五日、乗っ取り犯の侵入を防ぐドアなど、航空機の安全
性を向上させるための新たな技術を二千万ドル(約二十四億円)か
けて開発すると発表した。
民間企業と共同で、乗っ取り犯のコックピットへの侵入を防ぎ、
機内での爆発や圧力の急激な減少にも耐え、非常時のパイロットの
出入りの妨げにもならないような新しい構造のドアを一年から一年
半かけて開発する。
今回の事件で、飛行機が位置や高度などを自動的に地上に伝える
自動応答装置のスイッチが切られ、飛行状況の確認が難しくなった
ことに対応し、非常時に常にこれらの情報が地上に送られるような
システムを研究。ビデオなどでパイロットが客室内の異常を早期に
探知、対応できるような装置の開発にも取り組む。
ミネタ米運輸長官は同日、各航空会社に今後三十日間でコックピ
ットのドアを強化、改造するよう指示した。
(了) 011006 0937
[2001-10-06-09:38]