投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:25:47:
10/05 23:11 物価急上昇で市民生活困窮 軍事色強まるカブール 外信147
【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)5日共同】対米徹底抗
戦の呼び掛けの中、物価急上昇で市民生活は困窮―。アフガニスタ
ンの首都カブール在住の元タクシー運転手マレックさん(35)は
五日、共同通信の電話取材に対し、米軍事作戦実施が迫る中、緊迫
の度を高めているカブール市民の様子を証言した。
マレックさんは「子どもたちも通常通り学校に通っており、人々
の暮らしは表面上ふだんとさほど変わりない」と指摘。しかし、カ
ブール空港には軍用機が続々配備され、各種メディアを通じた対米
徹底抗戦の宣伝が強化されるなど、次第に首都は゛軍事色″を増し
ていると指摘した。
マレックさんによると、カブール市内で物価が急上昇、市内に商
品はある程度出回っているものの、市民は手が出ない状況で困窮し
ているという。
前線でタリバン側兵士が反タリバン勢力「北部同盟」側に寝返っ
ているとの報道についてマレックさんは、「タリバン側の兵士が同
盟側に移っているのは本当だが、今に始まったことではない」と証
言した。
(了) 011005 2310
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