投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 05 日 21:40:01:
10/05 17:51 輸送機に物資搭載を完了 防毒マスクも携行 社会91
共同
米中枢同時テロで、アフガニスタンからの難民に救援物資を運ぶ
ため、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づくパキスタン派遣
が決まった航空自衛隊のC130輸送機が所属する小牧基地(愛知
県小牧市)では五日、テントなどの物資を積み込む作業が行われ、
午後三時ごろまでに完了した。
搭載された物資は計約三十六トン。C130輸送機はエプロンに
整然と並び、六日の出発を待つばかりとなった。
基地によると、派遣される隊員らは短銃計四十丁のほか、防弾チ
ョッキや防毒マスクも携行する。
同基地の格納庫前の駐機場では、隊員たちが運搬用の車両を使う
などして、現地に派遣される六機に物資を手際よく搭載。物資をこ
ん包した袋には日の丸のシールが張られている。
同基地では米中枢同時テロ以降、基地の警備を強化、派遣に向け
た準備命令が一日に隊員らに伝達されてからは、機体の整備に重点
を移し、「ここ、二、三日は訓練飛行もしていない」(基地幹部)
状態。緊迫感が高まる中で、いつでも出発できる万全の形で待機し
ていた。
(了) 011005 1751
[2001-10-05-17:51]