投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 26 日 21:00:29:
【ワシントン26日=中島慎一郎】
米政府の海外向け放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」は25日夜、タリバン政権の最高指導者オマル師の独占インタビューを放送した。この中でオマル師は「米国はイスラム諸国の政府を支配し、国民から政府を引き離している」と米国を批判。「アフガニスタンは米国の攻撃への準備ができている。宗教の原理に忠実である限り、タリバンが傷つけられることはない」と米国の軍事行動に対抗する考えを強調した。
VOAは連邦資金で運営されていることから、米国務省は「国民の税金でタリバンの言い分を放送すべきではない」(バウチャー報道官)とインタビューの放送中止を要求。VOA側は21日に放送を見送ったため100人以上のVOA職員が抗議文書に署名、政府の介入に反発していた。
(9月26日20:37)