投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 04 日 11:59:50:
【ワシントン3日=池内新太郎】
パウエル米国務長官は3日の記者会見で、当面の軍事作戦は同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏とその組織、アルカイダの基地があるアフガニスタンに限定する方針を明確にした。一方、サウジアラビアを訪問したラムズフェルド米国防長官は3日夜(日本時間4日未明)、サウジのファハド国王らと会談。サウジ側は米国の攻撃がイスラム過激派を刺激しかねないことに強い懸念を表明した。
国務長官は「我々は作戦の第1段階としてアルカイダとアフガンに焦点を合わせている。これは反アラブ、反イスラムではなく、反テロの戦いだ」と強調した。同時に「将来何が起きるかはコメントできない」とも指摘。「他の国との戦いを想定しているものではないが、テロ組織をかくまい支援する国に注目している」と述べ、米国がテロ支援国とみなすイラクなどへの攻撃の可能性に含みを残した。