投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 03 日 22:21:39:
10/03 17:47 警察、海保、自衛隊一体で テロ対策強化で首相 論 政治37
共同
参院は三日午後も、小泉純一郎首相の所信表明演説に対する各党
の代表質問を続行した。首相は、国内テロ対策に関し「警察、海上
保安庁、自衛隊の三者間で相互協力の取り決めや共同訓練を行うこ
とで、事態に即応できる体制づくりに努めている」と述べ、内閣を
中心に警察庁、海上保安庁、防衛庁が一体となったテロ対応の実現
に向けて検討を進めていることを明らかにした。
テロ関連情報の収集については「関係機関の情報は内閣情報集約
センターに一元的に集中する」と述べ、テロ情報を内閣の一元的管
理とする方針を示した。
衆参両院での各党代表質問は三日で全日程を終了、衆院は四日か
ら二日間、参院は九日から二日間にわたり、小泉首相も出席して予
算委員会が行われる。
主要国内施設の警備について首相は「警察の警備体制強化で一次
的に対応すべき問題」と指摘し、基本的には従来通り警察力に任せ
る考えを強調。自衛隊基地や米軍関連施設については「特別な必要
があれば、治安出動によらずに自衛隊が警護にあたることを可能に
する法案を近日中に提出したい」と、自衛隊法改正の早期実現に向
けて意欲を表明した。
また、首相はテロ対策に関する外交課題について「米国と協力し
つつ、テロ対応に向けた国際的な連帯が強化されるよう中東、イス
ラム諸国を含む関係国と協議する」と述べた。
民主党の岡崎トミ子氏、保守党の月原茂皓参院幹事長が質問した
。
(了) 011003 1746
[2001-10-03-17:47]