米が中東政策を転換か 新提案、テロ前から準備

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 03 日 21:59:42:

回答先: パレスチナ国家創設に対する米国の支持表明、同時テロ事件で頓挫[ニューヨーク2日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 02 日 22:53:23:

10/03 14:06 米が中東政策を転換か 新提案、テロ前から準備  外信73

 【ワシントン3日共同】米ブッシュ政権が同時テロの発生前に、
パレスチナ国家の創設支持などを含む包括的な中東和平新提案を準
備していたことが明らかとなり、中東政策の方針転換として注目を
集めている。                        
 新提案は、二日付ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなど
が一斉に報道。ブッシュ大統領も同日「パレスチナ国家創設は常に
米国の視野に入っている」と述べ、間接的にその存在を認めた。 
 提案の詳細は不明だが、タイムズ紙によると、同国家創設のほか
(1)エルサレムの最終的地位(2)パレスチナ難民の帰還(3)
イスラエルとパレスチナの境界画定―などを含んでいる。米共和党
政権によるパレスチナ国家創設支持は初めてとなる。      
 米国にとり国際的対テロ包囲網を構築する上で、穏健派アラブ諸
国の支持は不可欠。このため、政権内には包括提案を早急に発表す
べきだとの意見がある一方、パレスチナ過激派のテロが続いている
現状では「テロリストに褒美を与えるようなもの」との反対論もあ
り、大統領は微妙な判断を迫られている。           
 提案は先月に予定されていた国連総会の一般演説でパウエル国務
長官が発表し、さらにブッシュ大統領とアラファト・パレスチナ自
治政府代表の会談も開くはずだったが、同時テロで一般演説が中止
され宙に浮いてしまった。                  
 イスラエルとパレスチナに即時停戦を求めた国際調査委員会の勧
告をまとめたミッチェル元上院議員は「同時テロが中東に新たな力
学を生んだ。大統領はこの動きを利用すべきだ」と述べ、ブッシュ
政権が新中東和平案を推進するよう促している。        
(了)  011003 1405              
[2001-10-03-14:06]

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