投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 03 日 21:51:05:
10/03 09:03 アフガン干ばつ国土60%に 米衛星が世界の被害解 外信39
【ワシントン2日共同】過去二年間にわたり世界各地で干ばつが
深刻化し、世界中の土地の約20%が干ばつ被害を受けていること
が、米海洋大気局(NOAA)による二日までの人工衛星データの
解析で分かった。
特に南アジアや中国の穀倉地帯でひどく、今年に入ってからは、
アフガニスタンでは国土全体の60%、パキスタンでは同40%が
激しい被害に見舞われているという。
NOAAは、人工衛星を使って地表の温度や植物の生育状態、土
壌の水分などを観測。被害を受けている地域を、これらデータから
割り出した。
干ばつは、アフリカのエチオピア、ケニア、ソマリアなどでも今
年一月ごろから始まり、四カ月間以上継続。米国西部やカナダでも
深刻だった。
NOAAは「衛星データの解析で、干ばつ発生を早めに探知でき
るようになり、食料援助など早期の対策につなげることができるよ
うになった」としている。
(了) 011003 0902
[2001-10-03-09:03]