投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 03 日 21:40:37:
10/02 20:29 最新兵器供与へ協定調印 ロシアとイラン 外信113
【モスクワ2日共同】ロシアのイワノフ国防相は二日、訪ロした
イランのシャムハニ国防軍需相と会談、イランへの通常兵器の供与
再開に関する軍事技術協力協定に調印した。
インタファクス通信によると、イランは高性能の地対空ミサイル
S300や最新鋭対艦ミサイル「ヤホント」のほかに、レーダーに
捕そくされにくいステルス型艦船(ミサイル搭載)の購入を希望。
実現すればイランの防空、海軍力が飛躍的に高まる。
特にイランが沿岸部や艦艇に最大射程三百キロのヤホントを配備
すればホルムズ海峡やペルシャ湾を航行する米海軍や西側のタンカ
ーにとって大きな潜在的な脅威になるため、米国を刺激するのは必
至だ。
ヤホントはロシア海軍でもまだ配備が完了していない最新ミサイ
ル。またステルス型艦船は二、○○○トンクラスで、商談がまとま
ればヤホントを配備する可能性もある。イランはS300を現在建
設を進めているブシェール原発の防空体制強化に使う計画。
ロシアはイランに対する新規の武器輸出を自粛するとの米国との
合意を昨年末に破棄。イランへの武器輸出は年額三億ドル規模にな
るという。
(了) 011002 2029
[2001-10-02-20:29]