投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 03 日 15:51:50:
ベルギー訪問中のプーチン・ロシア大統領は2日、米同時テロへのオサマ・ビンラディン氏の関与について「これ以上の証拠は必要ない」と語り、米国による軍事行動を支持する立場を改めて明確にした。
フェルホフスタット・ベルギー首相との会談後、記者団に語った。大統領は、ビンラディン氏の関与は「もはや明白だ」と述べた。また、「テロは、体にすみつくばい菌のようなもの。目的を達成するために西側の自由や開放性を悪用している」と語り、「欧州との永続的な安保対話構造の構築を考えるべきだ」と、反テロ対策を進める欧州との関係強化を提案した。
ただ、大統領が国際的な反テロ対策を強調する背景には、反政府活動が続くチェチェン共和国に対するロシアの軍事作戦の正当性を国際的に認知させる狙いがあると見られる。人権団体からは、欧米の甘い対ロ姿勢への批判も出始めている。
(15:37)