投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 02 日 21:38:21:
連続テロ事件から3週間たったニューヨークで、ガスマスクが大売れしている。マンハッタンにある軍事用品店では、この1週間で約5千個売れ、品切れになったという。売れ筋は、フィルター付きで40ドルから80ドル程度のイスラエル製。乳幼児用もある。客の多くは「テロリストは次に、生物兵器を使うと思うから」と話す。
店主らによると、急に売れ始めたのは先月25日ごろ。アシュクロフト司法長官が「ハイジャック犯に関与した可能性のある複数の人物が、有毒物質輸送の免許を取得していた」と発表した日だ。
それと前後して、米連邦航空局が農薬散布用飛行機の飛行を禁止。トラックの積み荷検問も始まった。1日には、ラムズフェルド国防長官が「準備はできた」と発言。「米軍の攻撃近し」の雰囲気が高まり、「新たなテロがあるかも」と感じた市民がガスマスク購入に走ったとみられる。
米ニューズウィーク誌が29日付インターネット版で発表した世論調査によると、「生物・化学兵器で攻撃されるという恐れを少しでも持っている」と答えた米国人は85%にのぼった。テレビや大衆紙も、炭そ菌やサリンなどを用いた兵器が使われた場合に予想される症状などを報じている。
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