投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 02 日 17:50:35:
10/01 22:06 原発の沖合を24時間警備 海保がテロ警戒を強化 社会110
共同
海上保安庁は一日までに、米中枢同時テロに伴い、全国の原子力
発電所の警戒を強化するため、各管区海上保安本部から十七カ所す
べての原発周辺海域に巡視船艇を派遣し、二十四時間態勢で警備活
動を始めた。
これまでは、通常のパトロールの一環として原発周辺を警備して
いたが、今後もテロが懸念されるため、九月二十八日から態勢を強
めた。
原発が立地する十四道県でつくる原子力発電関係団体協議会(会
長・堀達也北海道知事)は九月十九日、テロ行為は「原発などの立
地地域に大きな不安感を与えている」とし、国に原発のテロ防止対
策を強化するよう求め、要望書を提出していた。
海上保安庁はこのほか、洋上の船舶についても警戒を強めるため
、日本船主協会などの関係団体に一日、船の位置を二十四時間おき
に連絡する船位通報制度を利用するよう要請した。
通常は日本近海が対象海域だが、当面ほかの海域の船舶でも通報
を受け付ける。
(了) 011001 2205
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