投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 01 日 22:49:31:
国際社会がアフガニスタンのタリバーン政権に対する包囲網を強める中、中国政府は同政権との関係否定に神経をとがらせている。中国はこれまでタリバーンとの「接触」を認めていたが、最近は「公式関係はない」との表現を強調。両者を結びつける米紙報道に敏感な対応を見せている。
朱邦造・外務省報道局長は1日、中国国営の通信関連会社がタリバーン政権の電話交換事業を支援しているとの米紙報道に対し、「中国のイメージを損なうたくらみだ」との談話を発表した。
同様の米紙報道への否定談話は事件後、異例の2度目。反テロにおいて国際社会への協力姿勢を訴える中国にとって、タリバーンとの関係を取りざたされることは極めて不本意のようだ。
外務省はこれまで「中国はタリバーンを含むアフガン各派と連絡と接触がある」としていた公式コメントも、最近は「タリバーンとは一定の期間、接触していない。いかなる公式の関係もない」との表現に変えている。
(22:14)