投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 01 日 18:46:46:
10/01 12:22 徳島県庁のトイレで爆発 カセットボンベ引火させ 社会216
共同
一日午前八時すぎ、徳島市万代町一ノ一、徳島県庁一階の男性用
トイレ内で爆発があった。爆発時、県庁は始業前でトイレ内に人は
おらず、けが人はなかった。県庁業務にも大きな影響はなかった。
現場には、カセットボンベ一本と新聞の燃えかすが残っており、
徳島東署などは何者かがボンベに故意に引火させたとみて、現住建
造物等放火などの疑いで捜査を始めた。
また円藤寿穂知事は、県庁内に「爆発事件対策本部」を設置し、
本庁や出先機関での緊急の不審物点検を指示、「事件の再発防止に
万全を期したい」とのコメントを発表した。
調べによると、午前八時十五分ごろ、一階の男性用トイレで「ド
ーン」という音がし、中央管理室内の煙感知器と火災報知機が作動
した。
警備会社の警備員がトイレで、新聞紙の燃えかすが散乱している
のを発見。三つある個室のうち最も入り口に近い個室内にカセット
ボンベが残されており、ドアの内側が焦げていた。発火装置などは
なかった。
県庁の出入り口は四カ所あり、午前七時半からすべて開いていた
。毎日、午後八時と午前一時に、警備員が庁内を巡回点検している
が、いずれの巡回でも爆発のあったトイレには異常はなかったとい
う。
県庁はJR徳島駅から約一・二キロ南東で、付近には県警本部が
ある。
今年二月五日には、大阪市北区の大阪市役所の一階男子トイレで
も、紙や布を導火線代わりに使い、カセットボンベを引火、爆発さ
せる事件があった。
(了) 011001 1221
[2001-10-01-12:22]