投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 01 日 18:21:46:
09/30 22:34 ビンラディン氏の所在把握 タリバン大使が確認 外信62
【イスラマバード30日共同】アフガニスタン・タリバン政権の
ザイーフ駐パキスタン大使は三十日、記者団に対し、米中枢同時テ
ロの重要容疑者ウサマ・ビンラディン氏の所在について「われわれ
が把握しているが、護衛担当者しか知らない」と述べ、アフガニス
タン国内にとどまっていることを確認した。
大使によると、出国を勧告する評議会の布告をビンラディン氏に
伝えたが、これまで同氏から何の反応もないという。
ビンラディン氏の居場所について、大使は先の会見で把握してい
ないと指摘。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は既にアフガニス
タンを脱出した情報と、まだ同国内に潜伏しているとの相矛盾する
情報が米政権内にあると報道していた。
大使は「(米国側は)直接攻撃を、われわれは交渉を考えている
。(米国側が)立場を変え、(ビンラディン氏の関与を示す)証拠
を提示するなら、われわれは交渉を尊重する」と述べた。
(了) 010930 2233
[2001-09-30-22:34]
10/01 00:12 追加 タリバン大使会見 外信62
また大使は、ザヒル・シャー元国王の帰国問題について「受け入
れられない」と拒否。「元国王が共産主義政権成立に道を開き、西
側の文化を導入、結果としてアフガニスタン国民の現在の困窮を招
いた」と批判した。
(了) 011001 0011
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