投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 01 日 11:32:55:
【ミラノ30日=小林明】
北部同盟の代表は30日、シャー元国王とローマ市内で会談し、タリバン政権打倒に向けて統一戦線を構築することで合意した。同会談に同席した米議会使節団も支援を約束した。
会談には北部同盟から9月中旬に暗殺されたマスード司令官の側近らが出席。アフガン部族の長老グループや米国の共和党議員が率いる議会使節団も加わった。伊ANSA通信によると、会談後、米議会使節団のメンバーは「現行のタリバン政権に代わる統治機構樹立を目指して統一戦線を構築する方針を確認した」と述べた。会談の席上、元国王は帰国の意思を改めて表明したうえで(1)新たな国家元首を選出し、暫定政権を樹立するため、アフガンの全政治勢力が参加した緊急会議を招集する(2)国の統治形態は国民が決めるもので、自らは王位復帰にこだわらない(3)タリバン政権打倒の過程では国連が主導的な役割を期待する――ことなどを主張した。