投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 30 日 19:24:00:
09/30 11:43 24人が米国を秘密出国 ビンラディン氏の親族 外信13
【ニューヨーク30日共同】三十日付の米紙ニューヨーク・タイ
ムズは、米中枢同時テロの黒幕とされるウサマ・ビンラディン氏の
兄弟を含む親族二十四人がひそかに米国からサウジアラビアへ帰国
したと報じた。駐米サウジ大使のバンダル王子が同紙とのインタビ
ューで明らかにした。
大使によると、テロの直後にファハド国王から「米国内にいるビ
ンラディン家の親族は無関係であり、保護手段を講じよ」との命令
があったという。また、ビンラディン氏の兄弟も大使に電話で保護
を訴えた。
親族は主に米国に留学中の高校生と大学生で、連邦捜査局(FB
I)の保護の下、テキサス州に集まった後、ワシントンに移送され
、空港再開を受けてチャーター機で帰国した。
親族の多くは、テロ事件後にアラブ系米国人への暴力行為が続発
したことから「リンチ」を恐れていたという。
親族のハーバード大学生は大使とのやりとりで、第二次大戦中の
日系米国人の強制収容問題を取り上げ「今は米国に謝罪を求めた日
系人の気持ちが分かる。感情の前では、無実かどうかは何の関係も
なくなってしまう」と訴えたという。
(了) 010930 1142
[2001-09-30-11:43]