投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 30 日 12:10:17:
神奈川県横須賀市の在日米海軍横須賀基地を今月21日に出港した第7艦隊空母「キティホーク」(満載排水量8万1123トン)が30日朝、同基地に帰港した。キティホークは出港後、軍内で出撃前に行うことが定められている航行訓練や艦載機の着艦訓練を西太平洋上で行っており、当初は訓練終了後、そのままインド洋に向かうと見られていた。
在日米海軍司令部は「艦船の作戦行動についてはコメントできない」とし、帰港の理由や再出港の日程を明らかにしていない。基地従業員が通常は休みになる日曜日の帰港はこれまで例がないという。
キティホークは30日午前6時ごろミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」を従えて浦賀水道に入り、同7時40分ごろ、基地内に着岸した。国土交通省は同基地上空の飛行回避を求める航空情報(ノータム)を発令。海上保安庁は巡視艇24隻やヘリコプターなど3機を出動させて空母を取り巻き、出港した際と同様の厳戒態勢をとった。陸上では基地前や隣接する海自横須賀地方総監部を機動隊が警備したが、21日の出港時に行われた海上自衛隊の護衛艦による警備は行われなかった。
(9月30日10:14)