投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 29 日 19:33:51:
回答先: 反タリバン、アフガン元国王の下に最高評議会創設へ〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 29 日 10:42:41:
09/29 16:55 国内でも元国王復帰に関心 米の思惑に警戒感も 外信64
【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)29日共同】米中枢同
時テロに対するアフガニスタン・タリバン政権へのブッシュ政権の
報復軍事作戦の準備が進行する中、帰国の希望を表明しているザヒ
ル・シャー元国王への関心がアフガン国内でも高まり始めた。
一九七三年の無血クーデターで元国王が追放されて以来、その後
も指導者殺害や旧ソ連の軍事介入、内戦の混乱に悩まされてきたア
フガニスタン。元国王は「内戦以前の平穏な時代」に対する郷愁の
象徴として、国民の間で一定の人気を得ており、゛和平の象徴″と
して元国王の祖国復帰への期待は高い。
反タリバン勢力「北部同盟」側も昨年十一月、ラバニ大統領、ヘ
クマティアル元首相、先に暗殺されたマスード元国防相らがローマ
滞在の元国王と会見するなど、「反タリバン」で結束した寄り合い
所帯をまとめる存在として一定の関心を示してきた。
北部同盟のアブドラ外相も二十六日、「今後のアフガンでの国連
の役割強化」を表明するなど、先に元国王がブッシュ米大統領に送
った親書支持を示唆する発言をした。
その一方で、同盟の支配地域でも、「国王の復位は今後アフガン
に影響力を確保しようとする米国が描いたシナリオ」という警戒感
が出ている。
拠点である北部ジャボルサラジの同盟関係者は「われわれが望ん
でいるのは米国でもロシアでもなく、単なる平和」と指摘。米国の
介入強化の動きに複雑な思いをのぞかせた。
(了) 010929 1654
[2001-09-29-16:55]