投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 29 日 19:07:05:
09/28 23:36 アフガン難民支援で会合へ 周辺国への支援態勢模索 外信143
【ジュネーブ28日共同】大島賢三・国連緊急援助調整官室長(
事務次長)は二十八日、記者会見し、日米ロなど主要十五カ国や国
連機関で構成する「アフガニスタン支援グループ」と、イラン、パ
キスタンなどアフガン周辺国の高官会合を十月五、六の両日、ジュ
ネーブで開催すると語った。
同室長によると、支援グループと主要周辺国による高官会合は初
めて。今後、急増することが懸念されるアフガン難民対策について
、難民を受け入れる周辺国への支援も視野に入れながら、国際社会
の協力態勢構築を目指す。
高官会合は本来、三百七十万人に達するアフガン難民の帰還促進
など長期的な課題を話し合うのが目的だったが、米中枢同時テロに
対する米軍の報復の可能性が高まり百五十万人の難民が新たに周辺
国に流入する恐れが出ており、こうした緊急課題への対処が中心議
題となりそうだ。
会合はルベルス国連難民高等弁務官と大島室長が共同議長を務め
る。
(了) 010928 2335
[2001-09-28-23:36]