投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 29 日 19:06:37:
09/28 23:34 工場爆発でテロ説浮上か 事故説に疑問相次ぐ 外信142
【パリ28日共同】今月二十一日、フランス南部トゥールーズ近
郊で死者二十九人、重軽傷者約二千四百人を出した化学工場の爆発
について、フィガロ、ルモンド両紙は二十八日、一面トップで「テ
ロの可能性も捨てきれない」とする見方を掲載した。
同日付のフィガロ紙は「飛行物体が工場に飛び込むのを見た」と
する付近住民の目撃証言を掲載。ルモンド紙も「爆発した硝酸アン
モニウムはよほどの発火物がそばになければ着火しない」との複数
の専門家の見方を報道した。
担当検事は「99%まで事故」としているが、現場では事故、テ
ロ両説を裏付ける証拠は一切見つかっていない。
フィガロは「社会不安を抑えようとする捜査当局がテロ説を無視
し、賠償責任を逃れようとする会社側が事故説を否定している」と
指摘した。
(了) 010928 2333
[2001-09-28-23:34]