投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 26 日 18:42:21:
09/25 22:06 キルギスも米軍支援決定 中央アの流れ鮮明に 外信137
【モスクワ25日共同】米中枢同時テロへの米国の軍事報復に向
け、中央アジアではキルギスが二十五日、新たに米国に領空通過を
認め、タジキスタンについてもロシアのイワノフ国防相が基地提供
の可能性を表明した。中央アジア各国の米軍支援の流れは一層鮮明
になった。
ロシアのプーチン大統領が二十四日、米国による中央アジア諸国
の基地の使用に反対しない方針を発表したことを受けた動き。残る
焦点は、米国がタジクとともに基地使用を検討しているとされるウ
ズベキスタンになった。
キルギスのアカエフ大統領は二十五日、アフガニスタンへの空爆
作戦のため自国の領空通過を米国に許可したと発表。またイワノフ
国防相は、タジクと共同管理する首都ドゥシャンベの空港を提供す
る可能性があると言明した。
一方、ウズベクの軍事筋は同日、インタファクス通信に対し、米
軍特殊部隊の移送に向けた事前調査のため米国の航空専門家が同国
入りしたと語った。ウズベク政府は否定しているものの、既に米軍
輸送機が到着したとの報道もあり、最終的に基地提供に応じる可能
性が高いとみられている。
二十四日にはカザフスタンが軍事支援を含めた「あらゆる支援」
を表明。トルクメニスタンはロシアと同様、人道援助目的に限った
領空通過を認めている。
(了) 010925 2205
[2001-09-25-22:06]