GIAが過激派の受け皿 欧州の「寛容さ」裏目に

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 29 日 18:40:42:

09/28 17:51 GIAが過激派の受け皿 欧州の「寛容さ」裏目に  外信70
共同
 米中枢同時テロに関連した欧州各国の捜査で、アルジェリアを追
われ欧州に逃げたイスラム原理主義過激派「武装イスラム集団(G
IA)」がエジプト、チュニジア、レバノン、パレスチナなど中東
のイスラム過激派の「受け皿」になっていることが確認された。欧
州が中東や北アフリカのテロリストの「政治亡命」を事実上認めて
きた寛容さが裏目に出ている。                
 スペイン内務省は二十六日、重要容疑者のウサマ・ビンラディン
氏の組織「アルカイダ」のスペインの地下組織の一部を摘発したが
、逮捕された六人は全員GIAの関係者だった。        
 欧州のGIAメンバーは三百人以上と伝えられる。その多くが、
表向きイスラム難民の救済組織「ジャザラ」などの看板を掲げ、表
ではイスラム教の布教、裏では身分証明書の偽造や過激派への隠れ
家提供、テロ活動の支援などをしているという。        
 西側情報機関の報告書によると、イタリアとフランスの国境近く
にビンラディン氏の拠点があり、ミラノ検事局が今年四月「布教と
戦闘のためのサルフィ集団」(GSPC)というGIAの分派の五
人を逮捕、ローマの米大使館爆破計画を未然に防止した。    
 フランス筋の情報では、GSPCはビンラディン氏のアフガニス
タンの訓練キャンプに参加、「スリーパー」と呼ばれる潜伏工作員
として欧州で暗躍している。                 
 GIAはロンドンに司令部を置き、フランスやイタリア、スイス
などにネットワークを広げている。アルジェリアの元国防相は英国
にGIAの摘発を二度要請したが、無視されたと述べ、「欧米は、
十年にわたるアルジェリアのテロとの戦いを無視し続け、今泣きを
見ている」と指摘した。(ローマ、パリ共同)         
(了)  010928 1750              
[2001-09-28-17:51]
 武装イスラム集団(GIA) アルジェリアの原理主義政党、イ
スラム救国戦線(FIS)が勝利した1992年の総選挙を、軍事
政権が無効としたことから生まれた最強硬派の反体制武装組織。住
民虐殺など戦術をエスカレートさせたが、政府治安部隊の攻勢に追
い詰められ、創始者ら幹部3人は死刑もしくは殺害された。多くは
欧州に逃亡、95年にパリの地下鉄駅爆破などフランスで5件のテ
ロを起こした。(ローマ、パリ共同)             
(了)  010928 1749              
[2001-09-28-17:50]
09/28 20:58 差し替え GIAが受け皿  外信70


 共X3X222外信70S「GIAが過激派の受け皿」(3)完
(1)の17―19行目「『アルカイダ』のスペインの地下組織」
を「『アルカイダ』と関係があるスペインの地下組織」と差し替え
。                             
(了)  010928 2058              
[2001-09-28-20:58]

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