投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 26 日 18:40:34:
09/25 21:04 イランに攻撃協力を要請か 英外相とハタミ大統領会 外信131
【テヘラン25日共同】一九七九年のイラン革命以来初めて同国
を訪問したストロー英外相は二十五日、ハタミ大統領とテヘランで
会談した。消息筋などによると、外相は大統領に対し、米中枢同時
テロで迫りつつあるアフガニスタンへの報復攻撃について理解と協
力を求めたとみられる。
これに先立ちストロー外相はハラジ外相と共同記者会見し「米政
府のメッセージを携えて来たのではない。イランに軍事攻撃に加わ
ることも要請しなかった」と強調。同時テロを機に関係改善を望む
米国の意向を受けた訪問との観測を否定しながらも「同時テロに対
する米国の感情と攻撃の見通しについては説明した」と述べた。
これに対しハラジ外相は、テロ非難で一致したとしながらも「性
急な攻撃で一般市民に犠牲が出れば逆効果になる」とあらためて米
英の動きをけん制した。
ストロー外相はまた「イランはアフガン難民や麻薬取り締まりで
大きな代償を払っている」と評価し、イラン政府に麻薬密輸対策と
して百万ドルを供与する方針を表明した。
(了) 010925 2103
[2001-09-25-21:04]