投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 28 日 23:46:09:
【ワシントン支局28日】
米国から、テロを支援する「ならず者国家」と名指しされて来たリビア、シリア、スーダンの3か国が、米同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンの組織「アル・カーイダ(基地の意)」に関する情報を米政府に提供していることがわかった。27日付の米ボストン・グローブ紙が伝えた。情報の具体的な中身は明らかにされていないが、国際テロ包囲網の構築に伴う国際秩序の“激変”を象徴する動きだ。
米政府高官が同紙に語ったところによると、米側は、リビアなど3か国以外からも様々な情報提供を見込んでおり、イランからは、ビンラーディン勢力の資金源の1つとみられるアフガニスタン内の麻薬組織の情報がもたらされるものと期待。また、北朝鮮にも近く「アル・カーイダ」に関する情報提供を求める見通しという。
一方、キューバのカストロ政権も対米協力を表明したが、米政府は国内の反カストロ系キューバ移民に配慮して、情報提供などの協力要請はしない方針という。ただイラクだけは、依然、米国の「潜在的な攻撃対象」との位置付けのままになっている。
(9月28日22:48)