投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 28 日 19:16:32:
09/28 11:15 サウジが基地使用容認 米紙報道、報復拠点に 外信46
【ワシントン27日共同】二十七日の米ワシントン・ポスト紙(
電子版)は、複数の米政府高官の話として、米中枢同時テロの報復
攻撃に際し、サウジアラビアがこのほど国内の基地を使用すること
に同意する意向を示したと伝えた。
「イスラム聖地の守護者」としてアラブ諸国に影響力を持つサウ
ジが報復攻撃での基地使用を認めたことは、軍事面だけでなく外交
面でブッシュ政権にとって大きな得点と言える。
サウジアラビアは当初、首都リヤド近くにある最新式の空軍管制
設備を持つプリンス・スルタン基地の使用に難色を示し、米軍側の
作戦に数週間の遅れが出る可能性も指摘されていた。同基地には米
、英、フランス軍の軍用機約二百機が配備されている。
同時テロの最重要容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏は、出
身国であるサウジに常駐する米軍を「聖地を汚す異教徒」と批判。
米軍撤退を主要目標の一つとしており、サウジ国内には米国の軍事
行動への協力に批判的な意見も強いとみられている。
(了) 010928 1114
[2001-09-28-11:15]