投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 28 日 19:08:04:
09/28 08:06 「柔軟な同盟関係」を強調 対テロ戦争で米国防長官 外信07
【ニューヨーク27日共同】ラムズフェルド米国防長官は二十七
日付のニュヨーク・タイムズ紙に寄稿し、テロ組織に対する「戦争
」について「必ずしも大規模戦力で目標を制圧するのではなく、軍
事力は道具の一つにすぎない」と指摘、テロの資金源を断つ金融分
野での「電子戦」などを組み合わせた「これまでとはまったく違う
種類の戦争」になることを強調した。
長官は、そのための国際的同盟の性格についても、従来型の「単
一の目的を掲げた大連合」ではなく「柔軟な同盟関係」を基礎とし
、各国がさまざまな分野で役割を果たし貢献することになると指摘
。
各国の支援は軍事力や後方支援だけでなく、外交面、財政面など
多岐にわたるとした上で、公然たる米国支持にとどまらず、その国
の置かれた事情によっては秘密裏に米国を支援することもあるだろ
うと述べている。
また、軍事力の投入で「橋頭保」を築いて進撃し、その後に「撤
退」するという従来の戦術は取らないと指摘。最終期限を切らない
長期の持久戦として、目標達成に軍事力投入が最も効果的かどうか
について判断する基準をつくると強調した。
(了) 010928 0805
[2001-09-28-08:06]