投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 28 日 18:50:30:
09/27 19:31 旅客機撃墜の権限付与 米大統領、2空軍将校に 外信104
共同
二十七日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、
米中枢同時テロを受けブッシュ大統領は、米国の都市に脅威をもた
らす恐れのある旅客機が上空に侵入した場合、大統領に相談するこ
となく、撃墜命令を出す権限を米空軍の二人の将校に与えた。
エバーハート空軍大将が同紙に語った。大将はこれは、攻撃が目
の前に迫っていて自分や大統領に相談する時間のない時に限った最
後の手段だと述べた。
同時テロ発生直後に、大統領はワシントンに侵入する旅客機を撃
墜するよう命じた経緯があるが、今回の措置はテロ再発に対する米
政府の強い懸念を示している。大将によると、同時テロ以前には、
米国上空で乗っ取られた航空機に軍がどう対応するかの規定はなか
った。
撃墜権限は米本土上空についてはフロリダ州ティンドール空軍基
地のアーノルド少将、アラスカ州上空は同州エルメンドルフ基地の
シュワルツ中将に与えられた。ハワイは太平洋艦隊が担当する。(
共同)
(了) 010927 1930
[2001-09-27-19:31]