投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 27 日 22:21:03:
アフガニスタンで戦う旧ソ連軍の兵士
アフガン・イスラム通信によると、アフガニスタンのタリバン政権の最高指導者、オマル師は27日、アフガニスタンに介入すれば、1980年代の旧ソ連と同じ運命をたどるだろうとして、米国の軍事行動を強くけん制した。
オマル師はまた、米国の助けで権力を奪取しようとするアフガニスタン人は、かつての旧ソ連への協力者と同じ運命をたどるだろうと警告した。
オマル師は1979年の旧ソ連軍の侵攻に言及し、「米軍の力で権力を奪取しようとするアフガニスタン人は、ロシア(旧ソ連)軍と一緒にやって来た連中と同じだ」と批判した。
タリバンと対立する「北部同盟」の兵士
タリバン政権はちょうど5年前の1996年9月27日、首都カブールを制圧し、旧ソ連が後押ししていたナジブラ大統領を国連施設から連行し、絞首刑にした。
オマル師は「アフガニスタンへ介入するなら、米国もロシアも同じであり、米国が連れてきた連中は共産主義者が連れてきた連中と同じように扱われるだろう」と述べた。
オマル師のこの発言は、米国が反タリバンの「北部同盟」と連係を強め、タリバンへの軍事行動を準備していることをけん制する狙いがあるとみられる。