投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:41:53:
09/26 17:49 報復は大量虐殺につながる 中村医師がアフガン報告 社会97 #01
共同
アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で医療活動を続ける非政
府組織「ペシャワール会」(本部・福岡市)の中村哲医師(55)
が二十六日、東京・永田町で開かれた報告会で「アフガンでは干ば
つで数百万人の餓死者が懸念される状況。米国の報復攻撃はそのま
ま大量虐殺につながる」などと現地の様子を伝えた。
報告会には民主、社民、共産各党の国会議員ら約百人が参加した
。
米中枢同時テロが起きた後の十七日に現地から帰国した同医師は
、事件後の現地の様子について「内戦で身内を亡くしたアフガンの
人々には当初、犠牲者を悼む声が強かった。米国の報復が自国に向
けられたと知って、急激に反米感情が高まっている」と説明。
日本の立場について問われると「日本は何をするべきかと議論に
なるが『何をするべきではない』と引き算で考えてもいいのでは。
親日感情の強い国で日の丸を揚げないことのメリットもある」とく
ぎを刺した。
(了) 010926 1748
[2001-09-26-17:48]