投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:32:05:
09/27 09:55 武装保安官が全便に搭乗 米大統領が航空安全強化策 外信47
【ワシントン26日共同】ブッシュ米大統領は二十六日までに、
米国内のほぼすべての旅客機に武装した連邦保安官を搭乗させ、機
内のコックピットのドアを強化することなどを柱にした航空保安対
策強化案をまとめた。二十七日に訪問先のシカゴで正式発表する。
米主要メディアによると、保安官は逮捕権を持ち、私服で搭乗す
る。また、コックピットと客室の間にあるドアにかぎを増設し金属
製のさくを新たに設けることなどで乗っ取り犯が入れないようにす
る計画。
米連邦航空局は既に、保安官の人員の募集を開始、希望者からの
問い合わせが相次いでいるという。
航空関係者は、係員が低賃金で熟練度が低いことが問題になって
いる空港の手荷物のチェックを、連邦政府職員が行うようにすべき
だと提案していたが、費用面の問題などから、これを見送り、検査
係の採用基準や訓練のガイドラインを政府が定める見通し。
操縦士に銃器による武装を認めるべきだとのパイロット協会の要
請は、認めない方向だという。
(了) 010927 0954
[2001-09-27-09:55]