投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:30:44:
09/27 08:16 CIAに批判、長官更迭も 米中枢同時テロで 外信21
【ワシントン26日共同】米中枢同時テロで最重要容疑者とされ
るウサマ・ビンラディン氏の行方などを追う米中央情報局(CIA
)に対し、事前に情報を得ながらテロを未然に防げなかったとの批
判が出ている。テネット長官の更迭論も表面化し始めた。
ブッシュ米大統領は二十六日、ワシントン郊外のCIA本部で演
説。「冷たいピザをほおばり、廊下で仮眠しながら仕事を続ける愛
国者に感謝する」と語り、テロ発生後、不眠不休で情報収集活動を
続ける職員をねぎらった。
しかし上院情報委員会の大物シェルビー副委員長(共和党)は同
日、NBCテレビで「今、米国にとって必要なのはCIAを統率で
きる人物だ」と述べ、テネット長官のマネジメント能力に疑問を表
明。同長官を更迭し、パウエル国務長官並みの大物長官を起用すべ
きと主張した。
大統領はこれまでのところ「CIAは最強の情報機関だ。(テネ
ット)長官を信頼している」と言明しているが、米政府関係者の間
では、テネット長官が今後よほどの統率力を発揮しない限り、更迭
される可能性が高いとの観測が広まっている。
(了) 010927 0815
[2001-09-27-08:16]